寒の戻り

今日は久々に日記を書こうと思います。

コラムのように化したこのダイアリーも間隔はまばら、完全に思いついた時に書くような心持ちである。

さて、一昨日くらいまでは暖かかったのに急に昨日くらいからの寒の戻り。
しまったダウンもまた出しちゃったりして・・・
「あら、また来たの〜?いいのよ遠慮しないで〜いつでも来てって言ってるじゃな〜い♡」
って、嫌々連れてかれたゲイバーの店員みたいなリアクションをとってしまう。ダウンを着ることに。


・・くだらない話はいいとして、なぜ俺がこの日記を書いているのかということである。
嗚呼、そんなことより眠い・・・
ただ今23:40。こんなクソコラムを書き切るくらいならゆっくり寝たいがぼちぼち書き刻んでいこう。

と、思ったら寝てヤシタ
おはようございます。

えーっと、記憶を思い起こしながらこの日のことについて書きます。

まずは朝。会社の社長と営業回り。
いや〜話すこと話すこと。
「社長、もうよくないっすか?」
とも言えず。終わり次第そそくさと駅に向かう。

午後も予定があると言い残し社長と別れまずは富士そばで腹ごしらえ。うめえ、うめえぞ肉うどん!ダッシュで昼飯を終わらせる。
なぜこうも急いでいるのか?

今日、俺には仕事をサボらなければいけない用事があるのだ。

12:30海浜幕張駅集合というお告げをしっかり守り(そうでもない)
なんとか12:30丁度に辿り着く。俺は守りし者であるのか・・・そんな自問自答をしながらコインロッカーを探す。
今日は寒の戻りもありもの凄く寒い。ダウンも着込んでいる。嗚呼、暖かい・・・これは間違いなく、ガロの黄金の輝き・・・おっと、失敬。

とはいえ、午前中は営業に出ていたのでスーツだった。蕎麦屋で私服に着替えたが、荷物がかさばりこの後の予定に大荷物は持っていけないのだ。

ただ、さすがQVCマリンフィールドの最寄りなだけある。コインロッカーは駅近に完備だ。集合は北口ロータリーだったが南口直ぐのコインロッカーに俺は荷物をぶち込んだ。比較的新しいタイプのコインロッカーでしっかり荷物を預けられるまで3分くらいかかったのは秘密である。周りの通行人も俺を外国人を見るような目で見ていた。や、やめてくれ・・
戦時中のエリーの気持ちが痛い程わかる。エリーもこんな風に、コインロッカーの使い方わかんなかったんだなぁ・・

いや、ごめんもう宜しいだろうか。
そろそろ本題に入ろう。俺は今日、ドラマの特撮の通行人エキストラで参加することになったのだ。ガロである。

事前情報によると集合は海浜幕張北口。12:30の時間厳守だ。150人近くが集まるらしい。この時点で映り込んでやろうなどという考えは捨てたほうが容易だろう。俺は向かう道中、皆はただ、作品が好きでそれに携わりたいのだろうという下心無しの気持ちを持っているのだと思っていた。

さて、前述にも伝えたが俺は集合時間をオーバーしている。エリーがどうとか、そんな事はどうでもいいのだ。一刻も早く北口に出る。
あ・・・
明らかに列が整っているのが確認できる。あそこが集合場所で間違いないだろう。人数は40人程?あれ?少ないな・・・遠目から見た率直な感想。恐る恐る近づく。
みんな、カイジの一回目の鉄骨渡りの時のような顔をしている。無言、キョロキョロ周りを見渡し、今から何が起こるんだろうというような。はたから見るこの集団はそのように見えた。もっと心に余裕を持ちなさい。と、心の中である種説教じみた感覚を持ちながら担当者の元に近づく。
「あの〜、○○と申します。エキストラに応募した者です」
「あ、は〜いそうしましたらこのリストバンドを無くさないようにつけてください(^∇^)」

後に記念品と交換できるらしい。 
「最後の方いらっしゃったんでそれでは出発しまーす!」

・・え?あ、俺最後?
えっやだ、何みんなのその表情・・やだやめて・・・
完全に俺待ちだったの?・・
早くもつまづいたのである。カイジの鉄骨渡りの前とか、そんな事考えてた俺を殺したくなった。みな常識人である。
40人くらいと伝えたが、他の100人近くはもう集合も済んで早々に現地に出発していた。完全なる常識人である。
言うなれば最初の100人は常識人先遣隊である。うむ。

さて、ゾロゾロと集合場所から大人数で移動だ。さすがに普通に歩いてる人もなんだこれ?の表情になる。

少し歩いた所で全員集合。今日の撮影内容を係の人間が伝える。事前にメールでもらっていた通りである。
もちろん本気で演技だとか、そういう気持ちで行った訳ではないがしっかり言われた事はやる。

まず、橋の上での撮影だ。大体100mくらいの橋に150人近くが整列する。内容は伏せるが、歩くシーンだ。

テスト、本番、リテイク等カットが数回続く。陽が差して暖かいのだが、この日の風は尋常ではなかった。マリーンズ球場に吹く潮風、モロに橋の上に吹き荒れる。この風で逆方向にホームラン打つんだもの。やっぱりイデホはすごいやと感心してしまう。。

撮影中も、面白い人は沢山いるのである。
全員が全員同じ芝居をするわけじゃないので、 走る人間もいればオーバーリアクションをする人間もいる。
なかなか楽しい雰囲気じゃないか。。
あ、髭にミサンガつけてる変な奴いる。。お前絶対映らないよ。。とか思ってた事もある。

ただ、この監督は侮れない。そういう奴こそ移す可能性があるのだ。髭ミサンガはよっぽどの策士の可能性もある。や、やるじゃねぇか・・・

そんなこんなもあり、しっかり6時くらいまで撮影は行われた。
このシーンを目にする日は遠く先の話で、もしかしたら忘れているだろう・・・
ただ、テレビに映った俺をみたらどうか言ってほしい。テレてたでしょ?と・・・f:id:n00b81:20150325150040j:plain